世界には日本の新幹線のような様々な高速鉄道が、現行で走っています。現在最速と言われる鉄道から順に取り上げて、調べられる限りの車体価格や車体予算などを挙げながら、世界の鉄道列車の相場を紹介していきます。
2020年現在で最速の鉄道は、中国のリニアモーターカーの上海トランスピッド(マグレブ)で、その速度はなんと約時速430キロです。上海にある空港から都心部を結ぶ僅か30キロメートルの距離ですが、約8分でアクセスできます。最高速度に達するまでに4分を有するため、最速で走る距離は短いですが、現時点で最速の鉄道です。ちなみに車体や車両価格は掲載されてませんでしたが、利用時の往復の切符代が80元で、片道は50元となっています。細かい事ですが当日の航空券がある場合には、片道料金が40元で乗れます。世界で2番目に速い鉄道も中国で、CRH380Aで時速380キロメートルで走行しています。CRH380Aは中国版の新幹線で、走行実験ですがリニアモーターカーには及びませんでしたが時速415キロまででたという記録があります。2020年現在では、中国の主要都市のほとんどを結んで全土を走行してます。この電車に関しても車体や車両がいくらなのかはどこにも掲載されていませんでした。
世界で3番目に速い鉄道は、ヨーロッパ最速のイタリアのAGVItaloで、走行テスト時は時速356キロメートルでしたが、商業運転時には約360キロメートルを出してます。イタリアの主要都市のローマとナポリを結ぶ電車で、約1時間で移動する事が可能です。この車両の価格はどこにも掲載されていないので解りませんが、部品の98パーセントをリサイクル原料で作られていて環境に配慮して作られた電車です。世界で4番目に速い鉄道は、スペインのE/AVS103で、約350キロメートルです。5番目もスペインで、タルゴ350で時速約350キロメートルで走行するためこの型番が付きました。E/AVS103とタルゴ350は、いずれもスペインの主要都市を結んでいて、ピストルの弾丸のように速いという事で弾丸列車とも呼ばれています。E/AVS103もタルゴ300も、バルセロナからマドリードまで走行してます。
世界で6番目に速い電車は、日本の新幹線のE5系のはやぶさで、時速320キロメートルで走行します。東京駅から新函館北斗駅を結んでいます。E5系のはやぶさの車体予算や車両の価格については、所有しているJRも発表しておらず調べる事が出来ませんでした。
世界で7番目に速い電車は、フランスのAlstomEuroduplexで、時速約320キロメートルで走行します。この列車は国際列車で、フランス国内だけでなくユーロ圏のスイスやドイツやルクセンブルクまで走っています。世界で8番目に速い電車は、同じフランスのTGVDuplexで、時速約320キロメートルで走行します。この電車の特徴は、動力中心方式で出来た高速列車である事です。国際列車のAlstomEuroduplexと違って、フランス国内の主要都市を結んで走っています。TGVDuplexに使われている部品の約90パーセントはリサイクル部品で出来ていて、環境に優しい列車としても知られています。
世界で9番目に速い電車は、イタリアのETR500で、時速約300キロメートルです。動力中心方式の列車で、ミラノとローマやナポリを結ぶ電車です。
世界で10番目に速い電車は、台湾の700T型で時速約300キロメートルで走行します。この新幹線の車両は日本製で、日本の新幹線で初めて輸出された電車としても知られています。ベースの車両は日本の新幹線の700系で、台湾の北部と南部を結んで走行しています。
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