阿倍王子神社
阿倍王子神社(あべおうじ じんじゃ)とは大阪府大阪市阿倍野区にある神社。
かつては安倍野王子(あべのおうじ)といい熊野神社の分霊社である九十九王子の5番目または2番目とされる。
大阪市阿倍野区阿倍野元町9-4にある。祭神は熊野権現(伊弉諾尊、伊弉冉尊、素盞鳴尊)、八幡大神(品陀別尊)の4柱。
仁徳天皇が夢に熊野三山の使いである3つの足の烏を見て、それと同じものが当地(阿倍島:当時、島があったという。)にいたのが始まりといわれる。後鳥羽天皇が熊野御幸をした時は4番目の九十九王子だったが、後戦国時代に戦乱により多くの王子が焼失したため、安土桃山時代には2番目の王子とされ、現在は現存している王子の中で1番目である。しかし、そもそもは5番目の王子であった。大阪府内の九十九王子社で唯一現存している。
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境内外社
境内社
- 総合末社
- 祭神:天照大神・豊受大神・住吉大神・春日大神・金刀比羅大神・恵比須大神・天満大神・高良大神・由賀大神
- 御鳥社(願掛け御鳥)
- 八咫烏大神
- 祭神:葛之葉稲荷大神・末広大神・萬直大神・白玉大神・宝玉大神・玉姫大神・日切大神・大高大神
- 8柱の神を祀るがすべて稲荷神のことだと思われる。
- 水神社
- 神木
- 茂杜能木霊神(もりのこだまのかみ)
- 汰紀能木霊神(たきのこだまのかみ)
- 多摩能木霊神(たまのこだまのかみ)
- 波多能木霊神(はたのこだまのかみ)
境外社
- 玉菊稲荷神社
- 祭神:玉菊大明神・玉村大明神
- 両神とも稲荷神のことである。1936年(昭和11年)に創建された。独立した神社だったが、1998年(平成10年)に阿倍王子神社の境外末社になった。
- 安倍晴明神社(後述)
安倍晴明神社
安倍晴明神社(あべせいめいじんじゃ)は、安倍王子神社の北方約50mに鎮座する安倍王子神社境外社。祭神の安倍晴明はこの地で生まれたといわれている。境内にはその産湯の井戸がある。社伝によると創建は1007年(寛弘4年)である。現在の社殿は1925年(大正14年)に再建されたもので、拝殿は三間社入母屋造で本殿は流造である。
晴明宮御社傳書には、大彦命と彦太忍信命は同一人物で、両者が合体したような名「太彦忍信命(おおひこおしのまことのみこと)」で、阿倍氏の祖として記載されている。また、阿倍氏は、氏族名を記載するとき、最初に、阿閇氏の漢字を使っていたとも書かれている。
境内社
- 泰名稲荷神社